- 2023/04/11 掲載
ユーロ圏投資家心理、4月は改善 現況指数が1年超ぶり高水準
調査会社センティックスが11日発表した4月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス8.7。3月(マイナス11.1)から改善し、アナリストの予想(マイナス9.9)も上回った。
現況指数はマイナス9.3からマイナス4.3に上昇。6カ月連続で上昇したが、依然マイナス圏でユーロ圏経済が停滞局面であることを示唆している。
期待指数はマイナス13.0で変わらず。
センティックスは「ユーロ圏経済が、秋の段階で多くの人が懸念していたよりも、冬の数カ月をうまく乗り切ったことは間違いない」と指摘。暖冬と省エネルギーへの取り組みが、危機的なエネルギー不足を防ぐのに役立ったとの見方を示した。
調査は1300人の投資家を対象に6─8日に実施した。
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