- 2023/04/12 掲載
グレンコアがテック買収案修正、最大82億ドルの現金支払いを追加
グレンコアの当初案で提示されたのは全額株式交換方式による225億ドルの買収で、両社の一般炭と原料炭事業を統合した上でスピンオフ(分離・独立)するとともに、残りの非鉄金属事業を「グレンテック」として再ブランド化することが盛り込まれた。テック側はこれまで2回、グレンコアからの申し出を拒否している。
こうした中でグレンコアは、テック株主が一般炭事業に関係するのを好まない場合、最大で82億ドルの現金と非鉄金属事業の新会社株24%を受け取れるといった項目を加えた。
テックは、取締役会として修正案を検討するとしながらも、同案でも株主に提供される全体的な価値は増加しておらず、以前にテック側が提起した重大リスクへの対処もされていないように見受けられるとコメントした。
テックは再三にわたり、グレンコアの統合案では株主が大規模な一般炭事業にさらされ、非鉄金属と石油販売というちぐはぐな事業の組み合わせをもたらすと指摘している。
ジョナサン・プライス最高経営責任者(CEO)は10日ロイターに、原料炭事業を分離して非鉄金属事業に専念するという2月にテックが打ち出した再編案こそが、唯一の実現可能な選択肢だと強調した。
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