- 2023/04/12 掲載
米ボーイング、第1四半期の納入数は130機 エアバスをやや上回る
3月の納入実績は前年同月の41機から36%増の64機だった。このうち主力機「737MAX」が52機を占め、ユナイテッド航空とサウスウエスト航空それぞれに同12機を引き渡した。
2月に米連邦航空局(FAA)が「787ドリームライナー」の納入停止を命じたことを受け、1月と2月は広胴機(ワイドボディ)の納入が減速したが、3月半ばに納入停止が解除された後は持ち直した。3月はドリームライナー7機を引き渡した。
ボーイングとエアバスはこの3カ月、納入数で肩を並べている。1月と2月は両社がおのおの66機を引き渡した。
エアバスの今年の目標納入数は720機。一方、ボーイングの納入目標は737MAX最低400機と787型機70機にとどまる。737MAXの納入目標は達成できる見通しだが、787型機のこれまでの納入数は11機で、目標達成には納入の加速が必要な状況だ。
3月の総受注数は737MAX40機と787型機20機の60機。キャンセルを差し引いた純受注は38機だった。
受注残は4559機から4555機に減った。
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