- 2023/04/12 掲載
ベトナム進出の欧州企業、投資に慎重 政治・規制に不安=調査
在ベトナム欧州商工会議所の調査によると、ベトナムに進出した欧州企業の幹部200人余りの58%が第2・四半期に投資計画の変更を計画していないと回答した。
ベトナム政府の統計によると、第1・四半期の同国への海外直接投資(FDI)は43億ドルで前年同期を2.2%下回った。
欧州連合(EU)でベトナム投資が多いのはオランダ、ルクセンブルク、ドイツで、3カ国の投資額は計200億ドル超となっている。
ベトナムは共産党の一党体制で最近、指導部が刷新された。調査では、FDIの拡大には政情安定、規制環境の改善が必要との回答が過半数を占めた。雇用については、第2・四半期中に採用予定はないとの回答が55%で、16%は削減を予想した。約4社に1社は引き続き雇用計画に楽観的見方を示した。
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