- 2023/04/14 掲載
ボーイング、737MAXの納入一部中止 サプライヤーが問題報告
影響を受けるのは「MAX7」、「MAX8」、「MAX8200」など一部の「737MAX」機種に加え、哨戒機「P─8ポセイドン」。飛行の安全性の問題ではなく、稼働中の機種は運航を続けられるとしている。
問題は、後部胴体と垂直尾翼を結合するスピリット製の2つの部品が、ボーイングに送られる前に正しく取り付けられていなかったというもの。MAX9などは別のサプライヤーの部品を使用しており、正しく設置されていた。
米連邦航空局は、差し迫った安全性の問題はないというボーイングの判断を認証したと発表。また該当する機種全てについて、納入前に検証を行うとした。
ボーイングによると、同社がスピリットから正式報告を受けたのは12日だが、問題は2019年から始まっていたと考えられている。ボーイングは、この問題によって影響を受ける機数をなお確認中だとした。
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