• 2023/04/15 掲載

FRB、一段の利上げ必要 物価「進展見られず」=ウォラー理事

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[14日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は14日、FRBが過去1年にわたり積極的な利上げを行ってきたにもかかわらず、インフレ率を目標とする2%に戻すことにあまり進展が見られていないと述べ、一段の利上げが必要との考えを示した。

ウォラー理事は講演原稿で「基調的なインフレを示す主要な指標は基本的に横ばいで、明らかに低下していない」と指摘。銀行部門のストレスが融資や信用の予想外の引き締めにつながり、経済が必要以上に減速するかはまだ分からないとしながらも、金融市場が明らかに安定していることは、FRBが3月の会合で利上げを決定し、金融政策の焦点をインフレ対策に置いたことが正しかったことを示していると述べた。

その上で「金融政策をさらに引き締める必要がある。どの程度引き締めるかは、インフレや実体経済、信用状況の引き締め度合いに関する今後のデータ次第になる」とした。

銀行部門については、これまでに取られた緊急措置により銀行システムは安定化しているとし、経済と物価情勢の双方は予想以上に堅調に推移しているとの見方を表明。「経済生産と雇用は堅調なペースで伸び続けている」と述べた。

ただ「インフレ率は依然として高すぎる」とし、金利がすぐに低下すると予想するべきでないと指摘。「金融政策はかなりの期間、市場の予想よりも長い期間、引き締まった状態に維持される必要がある」と述べた。

同時に、金融環境が予想以上に引き締まっていないか見極めるために、銀行のリスク許容度や信用条件の「突然」の変更に注視していくと述べた。

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