- 2023/04/17 掲載
カナダ中銀、今月の会合で利上げ議論=総裁
同会合で利上げを支持するメンバーがいたか、記者団から問われたのに対し「十分な措置を講じたか議論したということは、利上げが必要かどうかも議論の1つだったことを暗に意味する」と述べた。
カナダ中銀は12日、政策金利を予想通り4.50%に据え置く一方、タカ派的なトーンを打ち出し、景気後退リスクの低下を背景に年内利下げの観測をけん制した。
マックレム氏は14日の発言で、インフレ率を中銀目標の2%に低下させるため、金利を「より長く、より高く」維持する必要があるかもしれないとの認識を改めて示した。
量的引き締めについては、景気支援ではなく金利の正常化もしくは中立水準への移行を目的とした利下げであれば、バランスシート縮小の障害にはならないと述べた。
カナダ中銀は、景気を刺激も抑制もしない中立金利を2─3%とみている。
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