- 2023/04/17 掲載
途上国債務問題「目に見える進展」、早めの支援要請必要=IMF
ゲオルギエワ氏は、途上国債務に関する円卓会議が債務再編手続きの加速に寄与していると指摘。国際開発金融機関が債務国に資金を提供することで役割を果たせるとの認識で参加国が一致したと述べた。
ただ、返済困難な状況が近づいている債務国とその債権者は、本格的な債務再編が必要になる前に返済期限の延長に動くべきだと主張。
「債務再編の必要性を回避する措置を積極的に講じることを強く期待する。早めに返済期限を延長し、金融支援を提供すれば、債務国は経済活動を強化でき、大規模な債務再編を回避できる」と述べた。
また「国際的な状況が悪化した場合に当然、備える必要がある。金融環境が一段と引き締まった場合を想像してほしい。そうなれば債務国の負担が増える」とし「悲惨な状況になる前に行動してほしい」と述べた。
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