- 2023/04/17 掲載
米SEC委員長、ヘッジファンド監視強化必要と指摘=FT
ゲンスラー氏はFTに対し、投機資金や非銀行金融機関に起因するリスクを減らすことが「かつてないほどに重要になっている」と指摘。
「3月中旬の3日間で米国債利回りが過去35年で最も大きく変動した」と指摘し「このような事態に陥った場合、資本市場の規制当局として、関係者に話を聞き、リスクが伝染していくのか見極めることが必要だ」と述べた。
SECは先月、プライベート・エクイティ(PE)やヘッジファンドへの監視改善に埋めた新規則を発表。「重大なストレス」を示す事象を1営業日以内にSECに報告することを義務付けた。
ゲンスラー氏は、ヘッジファンドが金融の安定に対するリスクだと以前から認識しており、SECが市場参加者と直接連絡を取り合い、ヘッジファンドから四半期ごとに報告を受けていると説明した。
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