- 2023/04/17 掲載
任天堂創業家の資産運用会社、東洋建設に9人の取締役選任を株主提案
社内取締役候補には三菱商事常務や日本電産常務を務めた吉田真也氏とフジタで建築副本部長を務めた登坂章氏。社外取締役としては電源開発元副社長の内山正人氏、弁護士の山口利昭氏、東京スター銀行元最高財務責任者(CFO)の加藤伸一氏ら7人。このほかに、監査役の候補者を1人提案した。
村上皓亮・最高投資責任者(CIO)はロイターに対し「ガバナンスの健全化と、潜在価値の解放を実行可能とするベストな候補者を提案した。短期的な配当政策などではなく、長期的な会社の利益成長を目指す」とコメントした。
YFOは東洋建設に対し、1株1000円で株式公開買い付け(TOB)を提案しているが、東洋建設が真摯に検討していないとして、6月の株主総会において、武沢恭司社長ら3人の取締役選任に反対する方針を示していた。
YFOは東洋建設株の27%を保有している。
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