- 2023/04/21 掲載
ブラックストーン、第1四半期利益は36%減 不動産市況の低迷受け
不動産市況の低迷を受け、ブラックストーンの主力不動産投資信託(REIT)に対して顧客からの解約請求が膨らんでおり、同社は昨年11月以降毎月、解約制限を実施している。
金利上昇に伴う商業不動産市場の減速や景気悪化懸念、新型コロナウイルスのパンデミックを契機とした企業のオフィススペース統合といった逆風が重なり、ブラックストーンは多くの不動産ファンドの現金化を止めている状況だ。
資産売却が減って成功報酬が少なくなった影響から、手数料関連収入は10億4000万ドルと、前年同期を9%下回った。
第1・四半期末の運用資産総額は9913億ドルで前年同期比8%増加した。同社は昨年末時点で資産を1兆ドルの大台に乗せることを目指していた。
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