- 2023/04/26 掲載
JR東海、3年ぶり黒字=旅客需要が回復―23年3月期
JR東海が26日発表した2023年3月期連結決算は、純損益が2194億円の黒字(前期は519億円の赤字)となった。黒字は3年ぶり。新型コロナウイルス禍で減少していた旅客需要の回復が主因。
売上高は、前期比49.7%増の1兆4002億円と2期連続で増収。うち新幹線の運輸収入は9861億円で、新型コロナ感染拡大前の19年3月期の8割程度。記者会見した丹羽俊介社長は「コロナ前の水準には達していない。まだまだ厳しい経営状況が続いている」と語った。輸送量がコロナ前の水準に到達する時期については、新幹線のビジネス利用の回復が遅れており、丹羽氏は「見通せない」と述べた。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見するJR東海の丹羽俊介社長=26日午後、名古屋市
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