- 2023/04/27 掲載
ゴールドマン年次総会、独立的な会長の任命求める議案を否決
NLPCのポール・チェッサー所長は年次総会で「ゴールドマン・サックスの経営プロセスは頑健とは言い難く、われわれ外部の株主や専門家の目にはかなり脆弱に映る」と主張。性差問題を巡る幾つかの訴訟や若手従業員の疲弊、ソロモン氏がプライベートジェットを使っているとの報道といった問題を挙げて、だからこそ独立的な会長を起用する必要があると訴えた。
一方同社側は議案書の中で、取締役会は会社と株主にとって最善の利益となるよう行動する義務を「非常に真剣に受け止めて」いると説明し、NLPCの議案を支持しないよう株主に促していた。
同社経営陣が提起した、取締役候補の選任や幹部報酬など一連の議案は全て承認された。
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