• 2023/04/27 掲載

ユニバーサル・ミュージック、AI巡り懸念 第1四半期は減益

ロイター

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[26日 ロイター] - 大手音楽会社ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)は26日、補償関連費用により第1・四半期の中核的利益が減少したと発表した。人工知能(AI)による音楽生成に対する懸念を改めて示した。

第1・四半期の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は前年比43.4%減の2億6100万ユーロ(2億8804万ドル)だった。昨年発表した株式報酬制度の一部である現金支出を伴わない株式報酬費用が圧迫した。

これらの要因を除いた調整後EBITDAは5億2200万ユーロで、前年比13.0%増加し、クレディ・スイスがまとめた市場予想の5億1300万ユーロも上回った。

売上高は、定額制音楽配信サービスの売上が寄与し、前年比7.1%増の13億3000万ユーロとなった。ただ、売上高の伸びは市場予想の8.2%を下回った。

同社は現在、米国などの既存市場でレコード音楽の収益が伸び悩んでいる。大半の法律がアーティストの声の複製を厳密には違法と見なしていないため、AI生成音楽への懸念も高まっている。

UMGのデジタル部門責任者マイケル・ナッシュ氏は「最新の生成AIの多くはアーティストやレーベルの権利を明らかに侵害する著作物を使って訓練されており、当社やアーティストとのパートナーシップと完全に対立することになる」と懸念を示した。

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