- 2023/05/09 掲載
ゴールドマン、女性差別訴訟で和解 2.15億ドル支払い
[8日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックス・グループは、給与と昇進の両面で女性を差別しているとして起こされた集団訴訟について、2億1500万ドルを支払い和解することに同意した。ゴールドマンと原告が共同発表した。
原告側は、同社が組織的に女性に対して男性よりも少ない報酬を支払い、勤務評定も低い点を与えて昇進を阻んだと主張していた。
和解の対象は、投資銀行、投資管理、証券各部門でバイスプレジデントなどの役職にあった女性約2800人。
ゴールドマンの人事部門幹部は、10年以上にわたる訴訟が決着したことを受け「今後も社員、顧客、事業を重視していく」と述べた。
和解の一環で、外部の専門家と契約し、勤務評定や性別による報酬格差についてさらなる分析を行う。
原告側の弁護士は、和解は実質的な補償をもたらすとともに、ゴールドマンでの男女平等推進につながると述べた。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR