- 2023/05/11 掲載
日産、SUBARU増益=ホンダは減益―23年3月期
日産自動車が11日発表した2023年3月期連結決算は、売上高が前期比25.8%増の10兆5966億円、純利益が3.0%増の2219億円と増収増益だった。半導体不足やコロナ禍の影響が徐々に和らいだほか、円安による増益効果や販売費用の削減などで原材料高をカバーした。主戦場の米国向け販売が伸びたSUBARUも3期ぶりに増収増益を確保した。
一方、ホンダは、売上高が16.2%増の16兆9077億円、純利益は1.7%減の6952億円と増収減益となった。二輪の販売は好調だったが、都市封鎖が行われたり減税措置が終了したりした中国での乗用車販売の落ち込みが響いた。
24年3月期業績は3社とも増収増益を予想。米国での販売増や半導体供給の回復を前提とした生産増加を織り込み、日産は売上高(12兆4000億円)、ホンダは営業利益(1兆円)などで過去最高を見込む。
【時事通信社】
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