- 2023/05/12 掲載
長期的な高金利必要、高インフレ持続なら=ミネアポリス連銀総裁
ノーザンミシガン大学でのイベントで、高水準のインフレ率が「低下している」証拠が一部見られるが、「現時点ではかなり粘り強く、(高金利を)長期間にわたって維持する必要がある」と指摘。「問題はインフレがいつ低下するかと言うことだ。インフレが高止まりし、経済に組み込まれ、引き締めった金融政策と逆イールドを長期間続けなければならないとしたら、それはあらゆる規模の銀行にとって現実的な問題を引き起こす。われわれはそのことを強く意識している」とした。
また、市場の想定通りインフレがかなり迅速に低下すれば「金利が正常化し、逆イールドが解消され、銀行や預金に対する圧力が大幅に緩和するだろう」とした。
FRBの2%の物価目標について、見直すのは「今ではない」と強調。少なくともインフレ率が物価目標に回帰するまでは「近い将来にわたり永久的なもの」との見解を示した。
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