- 2023/05/12 掲載
ソフトバンクG株、一時5%超安 決算受けた売りが加速
同社は11日、2023年3月期連結決算(国際会計基準)で、投資損失が響き最終損益が9701億円の赤字となったと発表した。前期の1兆7080億円に続く2期連続の最終損失。ビジョン・ファンドの投資損失が5兆2794億円まで膨らんだことが響いた。
市場では「同社は投資会社なので、全てが相場次第になってしまい(株価の)方向感が出にくくなっている。投資家にとっても手を出しづらい銘柄になってしまった印象」(国内証券)との声が聞かれた。
一方、「資産の売却を積極的に行っている点から、財務バランスを調整しないと危険だと経営陣が判断し、危機感を持って対応しているようだ」(国内運用会社)との指摘があり、目先は「米株市場の動向と財務状況の改善がどこまで進むかを見定める段階に入る」(同)という。
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