- 2023/05/12 掲載
高級EVポールスター、今年の生産見通し下方修正 人員10%削減
ポールスター3の生産開始は当初計画の2023年半ばから24年第1・四半期にずれ込む。遅延は車両を生産する親会社のボルボ・カーズが原因だと指摘した。ボルボは追加のソフトウエア開発と試験が理由で自社のEV「EX90」にも遅れが出ている。
ポールスターの第1・四半期末時点の現金と現金同等資産は8億8430万ドルで、前期は9億7390万ドルだった。営業損益は1億9940万ドルの赤字で、赤字幅は前年同期の2億5790万ドルから縮小した。
同社はこれまで、昨年11月に2大筆頭株主のボルボ・カーズと、中国の吉利汽車創業者で会長の李書福氏が支配株主となっているPSDインベストメントから16億ドルの融資を受けたことから、今年いっぱいは十分な資金を確保しているとしている。ただ、その後数年を切り抜けるには追加の資金調達が必要になる。
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