- 2023/05/12 掲載
株式・債券ファンドに資金流入、投資家の懸念後退=BofA
キャッシュファンドへの資金流入は減速。投資家の懸念が後退したことが浮き彫りとなった。
米国債ファンドには過去6週間で最大の63億ドルが流入。
株式ファンドには20億ドルが流入した。特にハイテク株ファンドは2021年12月以降で最大の資金流入を記録。金融株ファンドは22年5月以降で最大の資金流出となった。
キャッシュファンドへの資金流入ペースは鈍化し、4週間の平均流入額は10週間ぶりの低水準となった。
調査はEPFRのデータに基づいている。
BofAのアナリストは、米国債のデフォルト(債務不履行)リスクについて、投資家は不安を感じていないようだと指摘。「債務上限問題が解決しないと予想している人はいない」と述べた。
「恐らく6月のリスクは債務上限ではない。再び『利上げの』雇用・インフレ統計の月になる」と指摘した。
金ファンドへの資金流入は13億ドルで、昨年4月以来最大。金価格は先週、金融不安に対する根強い警戒感を背景に1オンス=2000ドルを超える水準に上昇していた。
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