- 2023/05/13 掲載
マスク氏、テスラにより集中か ツイッターCEO決定で=市場筋
マスク氏が440億ドルでツイッターを買収して以来、テスラの投資家たちはマスク氏が新興企業や伝統的な自動車メーカーとの価格競争にさらされているテスラに十分な注意を払えなくなるのではないかと不安視してきた。テスラの株価は2022年に約65%下落し、同社の年間で最大の下落率となった。
ハーグリーブス・ランズダウンのアナリスト、ソフィー・ルントイエーツ氏は「テスラの投資家もこの動きを歓迎するだろう。マスク氏のツイッターへの非常に手際が良い対応から、EVの巨大企業(のテスラ)から目を離していたのではないかとの懸念があったからだ」と指摘した。
ディープウォーター・アセット・マネジメントのマネージング・パートナー、ジーン・マンスター氏は「テスラの株主にとってはごくわずかなプラス材料だ。というのも、マスク氏がテスラにもう少し時間を割く可能性が高いからだ」としつつ、「マスク氏の時間を奪い合っているものは他にもある」と言及した。
マスク氏はツイッターを買収後に同社に配分する時間が多くを占めているが、他にも宇宙企業スペースXや医療機器会社ニューラリンクなどのいくつもの企業経営に積極的に携わっている。
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