- 2023/05/17 掲載
万博工事でAI気象予測=大阪ガスと大林組が実証
大阪ガスと大林組は17日、2025年大阪・関西万博の会場となる大阪市の人工島「夢洲」で、人工知能(AI)を活用した建設工事向け気象予測サービスの共同開発を始めたと発表した。今年度中に実証実験を開始し、製品化を目指す。
これまで両社は独自に気象予測に取り組み、自社のエネルギー事業などに活用してきた。今回、大ガスが予測した独自技術にAIを組み合わせながら、パビリオン建設などを担う大林組に高精度な気象情報を提供する。
具体的には、一定時間ごとに予測した対象エリアの降水量や風量・風向、日射量などのデータを建設工事向けに加工。作業工程を管理しやすくするよう、クレーンを含む高所作業やコンクリート打設、溶接工事などを行いやすい環境かどうかを示す指数を提供する。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR