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  • 2023/05/17 掲載

ECB利上げ、住宅投資を圧迫 影響さらに拡大へ

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[フランクフルト 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は17日、ECBによる利上げがすでにユーロ圏の住宅投資を圧迫しており、今後さらに影響が拡大する公算が大きいとの論文を発表した。

ただ米国との比較では影響は小さいという。

ECBは昨年7月以降、計375ベーシスポイント(bp)の利上げを実施。追加利上げが実施される公算が大きい。将来的には政策金利は2%までしか下がらないとみられており、最近の利上げのうち250bp分は恒久的に維持され、住宅投資の重しになる可能性がある。

ECBは「短期金利を1%ポイント引き上げる一時的な金融政策ショックは、他の条件が全て同じであれば、その衝撃で約3年後にユーロ圏の住宅投資が約5%減少する」と指摘。

一方、米国で同様の金利ショックが発生すると、約3年後に住宅投資が約8%減少するという。ユーロ圏と米国では住宅市場と住宅ローン市場の仕組みに大きな差があるとしている。

ECBによると、ユーロ圏の住宅投資は昨年第2・四半期から減少が始まり、昨年末までに累計で4%減少した。

米国の住宅投資は2021年第2・四半期から減少が始まり、約21%減少した。

ECBは先に、23年と24年にユーロ圏の住宅投資が「長期的かつ大幅に」減少すると予測している。

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