- 2023/05/18 掲載
米ターゲット、第2四半期見通し予想下回る 通期予想は据え置き
既存店売上高は前年同期より1─5%減ると予想した。物価高を背景に、必需品以外の家電や家庭用品などの買い控えが起きていることが業績低迷の要因となる。
一方、通期の利益予想は据え置いた。美容品や生活必需品、プライベートブランド(PB)商品は安定した需要が続くと見込んでいる。
幹部のクリスティーナ・ヘニントン氏は「(米国の消費者は)今、インフレのために支出が増えて貯蓄が減り、大きな買い物を先延ばししている」と指摘した。
第1・四半期の業績は予想を上回り、粗利益率は前年同期の25.7%から26.3%へ上昇した。輸送費の削減と、在庫処分の割引減が大きく寄与した。
既存店売上高は前年同期比0.7%増と予想を上回った。来店者数が0.9%増えた。一方、オンライン販売は低迷した。
今年4月末時点の在庫は昨年4月末より16%減。裁量品目が25%超減った。
23年通期では、窃盗や組織犯罪が前年比で5億ドル超の減益要因になる可能性があると説明した。
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