- 2023/05/18 掲載
英雇用市場に緩和の兆し、インフレリスク残る=ベイリー中銀総裁
英国商工会議所での講演で述べた。
16日に発表された指標で職探しをする人が増え、求人件数が減ったことに言及し「労働市場がやや緩んでいる兆しがある」と指摘した。また賃金の上昇が今年さらに鈍化する兆候があるとした。
「しかし労働市場の逼迫感の緩和は2月に予想したよりもペースが遅い。労働市場は依然として非常に引き締まっている」とも述べた。
予想通り総合インフレ率が今年急速に低下したとしても、賃上げ要求などの2次的効果が急速になくなることはないとの見方を示した。
英経済について「2カ月ほど(a couple of months)前より若干明るく見える」と述べ、リセッション(景気後退)の可能性はないとした中銀の最新の予想に改めて言及した。
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