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  • 2023/05/19 掲載

家計の債務返済負担に懸念強まる=カナダ中銀報告書

ロイター

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[オタワ 18日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)は18日公表した報告書「金融システムレビュー」で、金利上昇により、家計の債務返済能力を巡る懸念が徐々に高まっているとの認識を示した。

中銀は昨年3月から今年1月までに、主要政策金利の翌日物金利を累計425ベーシスポイント(bp)引き上げて4.5%とした。カナダの住宅ローン金利(固定金利)は通常5年ごとに金利が更新されるため、超低金利時代に利用を開始して足元で更新時期を迎えた借り手は返済負担が増える恐れがある。

報告書は、債務返済を60日以上延滞している家計の割合が昨年半ば以降高まっているが、コロナ禍前の水準よりは依然として低いと説明。ただ「借り入れコストの上昇に鑑み、カナダ銀行は昨年よりも家計の債務返済能力を懸念している」と述べた。

大半の家計は返済コストの上昇に耐えられているとはいえ、特に最近住宅を購入した人々の間で「金融ストレスの初期兆候が生じている」という。

2026年までにはほぼ全ての住宅ローンの借り手が利払いの増加に見舞われる見通しで、現在の予想通り住宅ローン金利が上昇するなら、2023年から26年にかけての利払い費は約20%増加するとの見通しを示した。

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