- 2023/05/19 掲載
リコーと東芝、事務機統合=開発・設計、技術連携で生き残り
リコーと東芝子会社の東芝テックは19日、複合機やコピー機などオフィス向け事務機の生産事業を統合すると発表した。来年4~6月の間に新会社を設立し、両社の開発・設計、生産機能を移す。ペーパーレス化の進展などで市場は縮小傾向にあり、技術連携によって開発力を高めて生き残りを目指す。
新会社の出資比率はリコーが85%、東芝テックが15%。複合機の基幹となるハードウエアを共同開発し、本体はそれぞれのブランドで展開する。部品や材料の共同購買や生産拠点の相互活用によるコスト削減も目指す。人員、生産拠点の再編は未定で、販売部門は両社に残す。
【時事通信社】
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