- 2023/05/30 掲載
失業率2.6%、3カ月ぶり改善=求人1.32倍で横ばい―4月
総務省が30日発表した4月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は前月比0.2ポイント低下の2.6%だった。3カ月ぶりの改善。厚生労働省が同日発表した4月の有効求人倍率(同)は前月比横ばいの1.32倍だった。
完全失業率は、完全失業者数を労働力人口で割って算出する。完全失業者は180万人で、前月から15万人減少。3カ月ぶりに前月を下回った。新型コロナウイルス禍からの経済回復や人手不足などを背景に、新たに仕事に就いた人が増えたとみられる。
有効求人倍率は、ハローワークで仕事を探す求職者1人に対し、何人分の求人があるかを示す。物価高騰の影響などから企業が出す有効求人数は0.6%減り、有効求職者数も0.7%減少した。
【時事通信社】
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