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  • 日野自株が一時14%超高、三菱ふそうとの経営統合を好感する動きが先行

  • 2023/05/31 掲載

日野自株が一時14%超高、三菱ふそうとの経営統合を好感する動きが先行

ロイター

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[東京 31日 ロイター] - 東京株式市場で、日野自動車株が一時14%超高に急騰している。同社と三菱ふそうトラック・バスは30日、経営統合することで基本合意したと発表し、好感する動きが先行した。投資がかさむ電動化・脱炭素化に向けた技術開発に規模の拡大で対応する。

市場では「日野自は、ふそうと統合すれば規模の利益が確保される。救済される形となり、好感する買いが先行したようだ」(東海東京調査センターの杉浦誠司シニアアナリスト)との見方が聞かれる。日野は、昨年3月にエンジンの認証不正問題が発覚し、23年3月期は1176億円の最終赤字を計上した。

両社はトヨタ自動車と独ダイムラー・トラックそれぞれの子会社。トヨタ株は下落し、一時1.4%安となった。トヨタは競合のいすゞ自動車も含め国内の主要トラック全社に関与することになる。

日野と三菱ふそうは、持ち株会社を新設する形で2024年末までに統合する。持ち株会社は東証プライム市場と名証プレミア市場への上場を想定し、ダイムラーとトヨタが株式を同じ割合で保有する。統合比率は4社で今後協議する。日野は非上場となり、現在50.1%を出資するトヨタは親会社でなくなる見込み。

一方「(日野自株の)買い勢いがどの程度続くかは不透明」(東海東京の杉浦氏)ともみられている。今回の契約では、認証不正に起因する問題が新たに顕在化し、統合会社、日野、三菱ふそうの株主が損害を被った場合、一定の条件に同意することを条件として統合会社と日野が三菱ふそうの株主に対し、その損害について一定の金銭補償義務を負う旨を最終契約に規定することを予定している。

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