- 2023/05/31 掲載
大和証G、30年度ごろにROE10%=リテールで経常利益1000億円超
大和証券グループ本社は31日、経営戦略説明会を開催し、2030年度ごろに自己資本利益率(ROE)10%以上を目指す方針を示した。合わせて資本コストの低下と期待永久成長率の向上を図り、株価純資産倍率(PBR)を1倍以上に引き上げるとした。同社の現在のPBRは0.6倍台。
中田誠司社長は「グループ全体の利益を安定的に拡大し、ホールセールに過度に依存しないポートフォリオを構築する」と説明した。特にリテールでは資産管理型ビジネスへの移行を加速。ファンドラップの拡大により、30年度ごろに経常利益を1000億円超に伸ばすとした。
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