- 2023/05/31 掲載
独失業数、5月は予想下回る増加 失業率5.6%で横ばい
[ベルリン 31日 ロイター] - ドイツ連邦雇用庁が31日発表した5月の雇用統計によると、失業者数(季節調整後)は前月比9000人増の257万3000人で、予想よりも小幅な伸びにとどまった。
厳しい経済情勢にもかかわらず、労働市場が底堅いことが浮き彫りとなった。
ロイターがまとめたアナリストの予想は1万5000人増だった。
失業率(季節調整後)は前月から変わらずの5.6%。
連邦雇用庁の高官は「景気低迷にもかかわらず、労働市場は全体的に安定している」と指摘した。
失業者は前年同月との比較では28万4000人増。ウクライナからの避難民を除外しても、失業者は前年比で増加した。ただ避難民を除くと、失業者の増加幅は大幅に減るという。
5月の求人件数は76万7000件で、前年同月を9万8000件下回った。
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