- 2023/06/27 掲載
任天堂創業家の提案一部可決=取締役7人選任―東洋建設株主総会
東洋建設の定時株主総会が27日、東京都内で開かれた。会社提案の取締役候補11人のうち、武沢恭司社長の後任候補の大林東寿専務ら6人の選任を可決。一方、買収を目指す株主の任天堂創業家の資産運用会社が提案した取締役候補9人中7人も可決され、会社提案の取締役を上回った。
東洋建設は27日夕に取締役会を開き、社長人事などを決める予定。
株主提案は、東洋建設株式の28%超を持つ「ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO)」が提出。武沢社長らに代えて、新たに外部人材を取締役に選任することなどを求めた。新たな経営体制で、YFOによるTOB(株式公開買い付け)を受け入れるかが焦点となる。
【時事通信社】 〔写真説明〕東洋建設の定時株主総会=27日午前、東京都千代田区
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