- 2023/07/12 掲載
英経済、金利上昇でも底堅さ維持=中銀金融安定報告書
「債務返済比率が高い世帯の割合が増えており、2023年いっぱいこの傾向が続くと予想される。だが07年の歴史的高水準よりも幾分低い水準にとどまるとみられる」とした。
金利上昇の影響は銀行よりも家計の方が大きいとし、企業部門は全般的に底堅さを維持しているとの見方を示した。
「しかし資金調達コストの上昇は、一部の中小企業や負債規模が大きい企業を圧迫する可能性が高い」と指摘した。
大手銀行に適用される要件が免除されている小規模銀行について、米シリコンバレー銀行の破綻を受けて円滑な清算のための選択肢を財務省と確認していると明らかにした。
英中銀のベイリー総裁は0800GMT(日本時間午後5時)から記者会見し、報告書の内容を説明する。
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