- 2023/08/10 掲載
居酒屋やファミレス、業績急回復=戻る客足、訪日客に期待―外食6社決算
居酒屋やファミリーレストランなどの業績が急回復している。外食大手6社が10日までに公表した決算によると、5月に新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に移行したことで客足が戻り、業績は軒並み好調。今後のインバウンド(訪日客)消費拡大に期待が高まる一方、人手不足対応も急務となっている。
「すき家」などを展開するゼンショーホールディングス(HD)が同日発表した2023年4~6月期連結純利益は、同期として過去最高の66億円超となった。コロワイドも最高益を更新。宴会需要の復活で、ワタミは本業のもうけを示す営業損益が同期として19年以来の黒字に転換した。
また、すかいらーくホールディングス(HD)の23年6月中間決算は、中間期として2年ぶりに純損益が黒字転換。ロイヤルホールディングス(HD)も4年ぶりに黒字化した。値上げ効果もあり、日本マクドナルドホールディングスの中間決算も増収増益だった。
【時事通信社】
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