- 2023/08/11 掲載
NY円下落、144円台後半=対ユーロは15年ぶり安値
【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利上昇を受けて円売り・ドル買いが加速、円相場は1ドル=144円台後半に下落した。午後5時現在は144円72~82銭と、前日同時刻比1円02銭の大幅な円安・ドル高。
朝方発表された7月の米消費者物価指数(CPI)の伸びは市場予想を下回った。連邦準備制度理事会(FRB)による利上げは終わりに近いとの見方から、円相場はいったん143円台前半に急伸した。ただ、買い一巡後は売りが強まった。
円は対ユーロでも軟化し、一時2008年以来約15年ぶりの安値となる1ユーロ=159円台を付けた。午後5時現在は158円89~99銭と、1円22銭の大幅な円安・ユーロ高。
【時事通信社】
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