• トップページ
  • メキシコ中銀、金利据え置き 3会合連続 物価見通し「極めて複雑」

  • 2023/08/11 掲載

メキシコ中銀、金利据え置き 3会合連続 物価見通し「極めて複雑」

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[メキシコ市 10日 ロイター] - メキシコ中央銀行は10日に開いた政策決定会合で、政策金利を11.25%に据え置くと決定した。据え置きは3会合連続で、予想通り。決定は全会一致だった。中銀はインフレ見通しはなお「極めて複雑」とし、当面は金利が現行水準に据え置かれる可能性を示唆した。

メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が9日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.79%上昇。伸びは6カ月連続で鈍化した。

ただ、中銀が設定するインフレ目標(3%の上下1%)はなお上回っており、中南米の一部の中欧銀行が利下げに転じる中でも、メキシコ中銀は慎重姿勢を崩していない。

中銀は声明で「総合インフレ率を秩序立った方法で持続的に目標値に戻すために、政策金利を長期にわたり現行水準にとどめる必要がある」と表明。インフレ率は来年終盤には目標に収束すると予想しているとしながらも、インフレ見通しは複雑かつ不確実で、上方リスクも存在していると指摘した。

インフレが緩和する中、中銀は5月に2年間の利上げサイクルを停止。ただアナリストは、少なくとも今年終盤まで利下げはないとの見方を示している。

キャピタル・エコノミクスのデピュティチーフ・エマージング・マーケット・エコノミスト、ジェイソン・トゥベイ氏は「利下げが行われたとしても、現在の予想よりも緩やかなものになるだろう」と述べた。

中南米ではブラジル、チリ、コスタリカ、ウルグアイの中央銀行が利下げに転じている。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます