- 2023/08/11 掲載
上海・深セン証取、市場活性化に向けた措置検討へ
投資家がオークション(競争売買)方式の取引でより小口の注文を出せるようにすることや、上場投資信託(ETF)の取引メカニズムを改善することなどが含まれる。またインデックスファンドを迅速に開発できるよう規則を改定した。
両取引所は「市場の活力を刺激し、取引を円滑にし、市場の魅力を高めるための一連の措置を打ち出す」との声明を発表した。
具体的には、株式や上場ファンドを1株または1単位から注文できるようにする。現在は最低100株または複数単位で注文を出す必要がある。
こうした措置は投資家のコストを削減し、資本の効率的な利用を可能にし、市場の流動性の向上に役立つとした。
またETFの時間外固定価格取引メカニズムを検討し、価格変動を抑える方針を示した。
英語版の取引ルールも公表して透明性を向上し「円滑な取引と過度な投機の抑制を両立させる」とした。
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