- 2023/08/14 掲載
ソフトバンクG、ビジョン・ファンドからアーム株取得へ協議=関係筋
同社は来月にアームを米ナスダック市場に上場させる準備を進めている。
交渉が合意に至れば、サウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」やアブダビの政府系ファンド、ムバダラなどVF1の投資家に直ちに大きな利益をもたらすことになる。
新規株式公開(IPO)後にVF1が時間をかけて市場でアーム株を売却する選択肢もあるが、株式の規模を踏まえると通常少なくとも1─2年はかかる。また、IPO後にアーム株が下落する可能性もあり、ファンド投資家にとってリスクが高くなる。
交渉で話し合われているアームの具体的な評価額は明らかになっておらず、関係者は合意に至らない可能性もあるとしている。
また合意に至った場合、ソフトバンクGはIPOで売却するアーム株の数を減らし、85─90%の株式を保持する可能性が高いという。
ソフトバンクG、VF1、アームはコメントを控えた。
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