- 2023/08/14 掲載
円下落、一時145円台=9カ月ぶり安値
14日午前の東京外国為替市場で円相場が一時、1ドル=145円台に下落した。昨年11月以来、9カ月ぶりの円安・ドル高水準。前週末に米国で発表された物価指標でインフレ圧力の根強さが示され、日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いの動きが広がった。午前10時現在は144円98~99銭と前営業日比1円18銭の円安・ドル高。
政府・日銀は昨年9月に145円台後半で円買い・ドル売りの為替介入に踏み切っており、外為市場では「為替介入を警戒しながら、円は安値を試す動きとなる」(国内運用会社)との声が上がっている。
【時事通信社】 〔写真説明〕1ドル=145円台に下落した円相場を示すモニター=14日午前、東京都中央区
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