- 2023/08/15 掲載
FDIC、大手地銀の生前遺言抜本見直しにつながる新規制提案へ
3月に起きたシリコンバレー銀行(SVB)などの一連の大規模破綻を受け、金融当局は銀行システムの監督強化を目指している。
グルエンバーグ氏は「そのためにFDICは近い将来、新ルール案を通知するつもりだ」と説明。この提案で生前遺言の「実効性は大幅に高まる」と付け加えた。
同氏によるとFDICは銀行に対して、破綻後の接収時により多くの選択肢が与えられるような計画を要求する方針で、例えばSVBなどの処理では銀行側が潜在的な買い手のために迅速に適切な情報をそろえられていれば、管理する当局側は助かったという。
また同氏は、破綻時に個別売却が可能な事業や資産を銀行があらかじめ特定していれば、買い手候補の可能性が広がると指摘した。
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