- 2023/08/17 掲載
ノルウェー政府系ファンド、米テックか利益の原動力 AI主流化
ハイテク企業は38.6%のリターンをもたらした。最も貢献した銘柄はアップル、マイクロソフト、エヌビディアで、ファンド全体のリターン10%の原動力となった。
ニコライ・タンゲン最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、高インフレと地政学的緊張という「かなり憂慮すべき背景」を考えると、大規模ファンドとして力強いリターンは驚きだったと語った。
また、トロンド・グランデ副CEOは、これまで「可能性のあるもの」と見られていたAIが主流になりつつあることが一因と指摘。「われわれは今、その可能性が実現され、これら企業の株式に織り込まれているのを目の当たりにしている」と述べた。
そのため、同ファンドは最近、主要ハイテク企業へのオーバーウエート投資ポジションを減らしている。
タンゲン氏はハイテク株の暴落を懸念しているかとの質問に対し、「ファンド最大のエクスポージャーについては常に意識し、心配している」と答え、動向を非常に注視していると説明した。
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