- 2023/08/17 掲載
米ウォルマート、サムズクラブCEOを海外部門トップに起用
マックレー氏は49歳でオーストラリア出身。社内で特に有望な人材と目されていた。9月11日付で退任するジュディス・マッケンナ氏から職務を引き継ぐ。
ウォルマートの海外部門は中国など19カ国で事業を展開している。しかしこのうち中国は経済成長が鈍り世界的に警戒感が高まっているほか、オンライン販売の拡大にともなって大型スーパーの売り上げが減少している。またメキシコや南アフリカなど他の大市場は新型コロナウイルスのパンデミックで深刻化した構造的な問題で消費者心理が悪化している。
ただマッケンナ氏の力強い指導力の下、海外事業は日本、英国、アルゼンチン、ブラジルの不振事業から撤退するなどし、全体としては堅調に推移。海外部門は1月末までの通期決算の売上高が1001億ドルで、全体に占める比率が17%となった。
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