- 2023/08/17 掲載
「つながる車」に5G特許=1台29ドルから―米アバンシ
世界の通信大手の特許交渉を手がける米企業アバンシ(テキサス州ダラス)は17日、コネクテッドカー(つながる車)向けに高速大容量規格「5G」特許のライセンス供与を始めると発表した。特許料は早期に契約すれば割引価格が適用され、完成車メーカーは1台当たり29ドル(約4200円)を支払う。次世代車の開発競争では高度な通信機能を使ったサービスがカギを握るとみられ、独メルセデス・ベンツが既に加入を決めている。
特許料の割引は2024年2月16日までに契約するか、5Gコネクテッドカーの最初の販売日までに契約する場合に適用される。それ以降は1台当たり32ドル(約4600円)。
特許の保有企業には米クアルコムやフィンランドのノキア、中国の華為技術(ファーウェイ)のほか、NTTや富士通など日本勢も含めて計58社の通信大手が名を連ねる。アバンシが、特許支払いに関する一括交渉の窓口を務める。
【時事通信社】
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