- 2023/08/17 掲載
円安、一時146円台半ば=介入警戒も日米に金利差
円相場が17日の東京外国為替市場で一時、1ドル=146円56銭に下落した。昨年11月以来、約9カ月ぶりの円安水準。米国の追加利上げ観測を背景に日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが強まった。午後5時現在は146円22~22銭と前日同時刻と比べ85銭の円安・ドル高。株安と債券安も進んだ。
円相場は、政府・日銀が昨年9月に約24年ぶりの円買い・ドル売り介入に踏み切った145円台後半を16日の海外市場で下回り、17日の東京市場でさらに下落した。市場では「米長期金利が再び高水準となっているため、円売り・ドル買いが止まらない」(国内銀行)との見方がある一方、「介入がいつ入ってもおかしくない」(大手証券)との警戒感も出ている。
【時事通信社】 〔写真説明〕1ドル=146円台を付けた円相場(上)と日経平均株価の終値を示すモニター=17日午後、東京都港区の外為どっとコム
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