- 2023/08/21 掲載
米農機ディア、通期見通しを上方修正 販売減少懸念で株価下落
純利益は前年比60%増の29億8000万ドル、1株利益は10.20ドルで、アナリスト予想の8.20ドルを上回った。
機器事業の売上高は前年同期の130億ドルから約142億8000万ドルに増加。世界全体では12%増の158億ドルだった。
ディアは通期の純利益見通しを97億5000万─100億ドルとし、従来の92億5000万─95億ドルから引き上げた。
ただ、オッペンハイマー・アンド・カンパニーのクリステン・オーウェン氏は、通期予想の上方修正に対する市場の反応が鈍いのは、第4・四半期の販売減少が予想され、24年に需要低迷の可能性があるためだと指摘した。
ディア幹部は電話会議で、北米の農機受注は引き続き好調だと指摘。一方、アナリストによると、農機販売の大部分を占める中古機械の在庫が業界全体で増加しているという。
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