- 2023/08/23 掲載
訂正-仏8月サービスPMIは46.7、30カ月ぶり低水準 製造業は上昇
[パリ 23日 ロイター] - S&Pグローバルが23日発表したフランスの8月のHCOBサービス部門(訂正)購買担当者景気指数(PMI)速報値は46.7と30カ月ぶりの低水準となった。需要と新規受注の減少が響いた。
ロイター調査の予想(47.5)を下回った。7月の実績は47.1だった。
8月の製造業PMI速報値は46.4と7月の45.1から上昇し、市場予想の45.0も上回った。ただ好不況の分かれ目となる50には届かなかった。
製造業とサービス業を合わせた総合PMI速報値は46.6と前月から横ばいで、市場予想の47.5を大きく下回った。
ハンブルク商業銀行(HCOB)のエコノミスト、ノルマン・リープケ氏は総合PMIが3カ月連続で50を割り込んだことに言及し、仏経済が再び苦境に陥る兆しが見られると指摘した。
「景気の先行きは明るいとの期待があったが、直近のPMIは予想外の内容で、(経済が)第3・四半期に縮小に向かう可能性を示唆している」と述べた。
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