- 2023/09/20 掲載
米ターゲット、年末商戦で10万人採用へ 過去2年と同水準
[19日 ロイター] - 米小売り大手ターゲットは19日、今年の年末商戦に向け、過去2年と同水準の約10万人を採用する計画を明らかにした。クリスマス関連のセールを10月にも開始する。
チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが先週公表したリポートによると、米小売り各社の今年の季節従業員数は2008年以来最低になると見込まれている。
一方、ジェーン・ハリ・アンド・アソシエイツのシニアアナリスト、ジェシカ・ラミレス氏は、ターゲットの年末商戦での採用人数は、商品の盗難による在庫損失という難題に直面する小売り各社と同水準だと指摘した。
ターゲットを含む小売り大手は、万引きや従業員の窃盗による利益への打撃を警告している。
今年の米年末商戦の売上高の伸びは、価格上昇による消費者支出の抑制とリセッション(景気後退)懸念を理由に、昨年と比べて半減すると予想されている。
米クレジットカード大手のマスターカードは同日、今年の11月初めから12月24日までの米小売り売上高の伸び率は、昨年の7.6%から3.7%に切り下がるとの推計を公表した。
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