- 2023/09/26 掲載
減税のビール、販促強化=宣伝活動に「集中投資」―松山アサヒビール社長
アサヒビールの松山一雄社長は時事通信社のインタビューに応じ、ビールの税率が下がる10月1日の酒税改正に合わせ、ビールの販売促進活動を強化していく考えを明らかにした。新商品のサンプリング(配布)などの宣伝活動に「集中的に投資する」と強調。ビール減税に伴う需要の拡大が見込まれる中、全国各地で消費者との接点を増やしていく方針だ。
ビール系飲料の税率を統一していくためのステップとして、10月からビールは減税、発泡酒は据え置き、第三のビールは増税となる。
これを踏まえ、同社はアルコール度数3.5%のビール「ドライクリスタル」を10月に投入する。主力ビール「スーパードライ」の低アルコール版で、松山氏は他の酒類の愛飲者らをビールに誘う「入り口になる」と期待。店頭や街頭での配布を全国的に実施し、消費者にアピールしていく考えだ。
〔写真説明〕インタビューに応じるアサヒビールの松山一雄社長=東京都墨田区 〔写真説明〕アサヒビールが10月に発売する「スーパードライ
ドライクリスタル」(同社提供)
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