• 2023/10/04 掲載

需給ギャップ、4―6月期は-0.07% プラス転換に迫る=日銀

ロイター

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Takahiko Wada

[東京 4日 ロイター] - 日銀は4日、4―6月期の需給ギャップの試算値がマイナス0.07%になったと発表した。13四半期連続でマイナスとなったが、1―3月期のマイナス0.41%からマイナス幅が縮小。労働需給のタイト化が続き、プラス圏に迫った。

内訳は、資本投入ギャップがマイナス0.34%で14四半期連続のマイナス。供給制約の緩和で生産が戻ったとはいえ、生産の水準は低い状況が続いている。一方、労働投入ギャップはプラス0.28%。労働需給の引き締まりや労働時間の増加で1―3月期のプラス0.10%からプラス幅が拡大した。

需給ギャップは、日本経済の潜在的な供給力と実際の需要の差。国内総生産(GDP)から推計する内閣府に対し、日銀は生産設備の稼働率や失業率・労働参加率などから試算している。

内閣府が推計するGDPギャップは4―6月期にプラス0.1%となり、15四半期ぶりにプラス圏に浮上した。日銀推計の需給ギャップもプラス圏に肉迫しており、内閣府のGDPギャップとのかい離は小さい。

日銀は需給ギャップについて、緩やかに経済が回復する中で今年度半ば頃にはプラスに転じるとの見通しを示している。

(和田崇彦)

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