- 2023/10/10 掲載
デジタル発電所、本格運用へ=メタバース、AI活用―JERA
東京電力グループと中部電力が出資する発電会社JERA(ジェラ)は10日、インターネット上の仮想空間「メタバース」や生成AI(人工知能)など最新技術を活用した「デジタル発電所」を報道公開した。発電所の過去の不具合事例といったデータを基に、生成AIが対処方針を回答するなど設備の保守や運用業務の効率化につなげる。
メタバースなどは、9月に戦略的パートナーシップを締結した米マイクロソフトとの共同開発で実現した。姉崎火力発電所(千葉県市原市)に今月から試験的に導入し、今年度内に本格運用する。メタバースでは自動翻訳機能を利用し、国内外の技術者と共同作業が可能となる。
【時事通信社】
関連コンテンツ
PR
PR
PR